設立趣意

私たちは長野県の南部(諏訪~飯田、木曽)でアウトドア産業に携わる企業、団体および個人が、情報交換や各々の抱えている問題、課題を相談する中で協議やイベントなどを一緒にできないかという機運が高まり協議会の立ち上げを5年ほど前から模索し始めた。

そして昨年11月から2回の検討会議を開き、今年2月から4回の準備会議を経て20社を超える企業や団体、個人が発起人となり名称を「南信州アウトドア協議会」と定め、この度協議会として発足する運びとなった。

長野県南部には、中央アルプス、南アルプスの2大アルプスや、御嶽山、乗鞍岳、八ヶ岳等を含む山岳地帯、天竜川や木曽川の主要一級河川等アウトドア産業における自然環境に恵まれており、温泉施設なども豊富にある。また、中京および関西圏、関東からも近い立地にあり、観光産業には十分な環境を有している。

しかし、県南部地域には多くのアウトドア産業に関わる企業があるものの、相互の連携が少なく観光客は余った時間を有効に活用できず、結果的に滞在時間が短くなる傾向がみられる。相互に連携することで観光客の滞在時間をより長く、そして宿泊へと促すことに繋がる。

また、地域と連携し新たな観光資源の開発を行うことで、私たちが県南部において安定的にかつ継続的な活動ができるようになり、結果的に地域の活性化にも寄与できる。

さらに、安全意識の向上を目的としたリスクマネイジメントに関する学習会等開催し、相互のレベルアップを図り、お客様の信頼を獲得する。

また、既存の長野県アウトドア推進協議会や他団体とも連携し、南信州をアウトドア観光地としての知名度を高めるとともに、長野県全体としての観光産業の復興にも繋げる。

以上のことを目的とし南信州アウトドア協議会を設立する。

南信州アウトドア協議会
代表  木下 啓

ページ上部へ戻る